雀の涙
2019/10/31
打ちっぱなし壁の劣化による雨漏り
こんにちは
今日は店舗の天井にて、雨天時に天井配線口近くからピタピタと雨漏りが
発生するとのことで、調査してきました。
まず、上階を調べてみるとテラスになっており側溝が有りました。
側溝と内壁の入角を見ると劣化によるクラックと欠損が有り、
側溝の内部に打ちっぱなしの横目地が有りますがシールも破断しており、
側溝に水が溜ると目地奥まで雨水が流れる状態です。
まずは、そこから散水調査にかかりました。
レインボービューによる色水(グリーン)を流し調査をしましたが
一向に雨漏りを確認できません。
それどころか、内壁からクラック等を伝って外壁に流れ外壁側が
だだ漏れ状態になり、経路としては間違いなさそうなので散水を続行し続ける
こと、半日たったぐらいに雀の涙ばりの雫が確認できました。
店舗オーナーさんに確認すると「あ、こんな感じで漏れていた」とのことで
雨漏りの再現ができました。
後、三ケ所ほど怪しい部分を色水にて散水調査をしましたが最終グリーン色の
確認しか出来ずほぼ雨漏り原因箇所をテラス内部の側溝を断定出来ました。
これがレインボービューによる原因の特定箇所を絞り込める、素晴らしい工法です。